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こんにちは!代表の永田京子です。先日、CIC Tokyoで開催の「ボストンで学んだ女性リーダーが起こしたインパクト 〜JWLI FELLOWSHIP 報告会〜」の発表をしてきました。
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The Japanese Womenʼs Leadership Initiative (JWLI)は、米国ボストンと日本に拠点を置く財団で、女性がリードする社会変革を促進しています。わたしは、今から2年前の2022年のボストンフェローに選出いただき、4週間アメリカで、現地のNPOやリーダーシップ、またバブソン大学のコースで学んできました。
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わたしたちは更年期サポートの取り組みを行っています。
この2年間で、社会にも大きな変化がありました。2022年には厚生労働省が「更年期症状・障害に対する意識調査」を発表、2023年には厚生労働省「健康日本21(第三次)」で女性の健康を新規に項目立てされるなど、実に大きな動きがありました。
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更年期ケアの「ちぇぶら」事業としても、さまざまな取り組みを行いました。
数多くの企業や自治体への更年期や男性更年期のセミナー開催し、受講者をさらに2万人も増やすことができました。伝えてとなる講師の養成講座も実施しています。海外へ発信をする取り組みとしては、英語版の動画セミナーを制作・企業研修としての採用、米国スタンフォード大学の教授など海外の専門家へのインタビューや、また海外の専門家やメディアから依頼され、取材を受けることもありました。
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また、拙著「ふりまわされない!更年期(旬報社)」が、日本だけなく、台湾や韓国でも翻訳出版されました。
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新聞やテレビなど、さまざまなメディアにも掲載・出演させていただきましたが、なかでも英字のメディアでは「NIKKEI Asia」に、アジアの更年期の取り組みとして私たちの活動が大きく掲載されました。
また、時代の変化により柔軟に動けるように、私たちの運営も、今年から「NPO法人ちぇぶら」から「株式会社ウェルネスシアター(ちぇぶら事業部)」に進化をしました。
ボストンでの学びでは、
・Failure is Good!(失敗学)
・Fun theory(楽しい理論)
が、今でも強烈に心にのこっています。
と、ここまで書いて、報告だけをみると、全てがうまくいっているように見えますが、挑戦したことのなかにはうまく行かなかったことや、思い出すだけでも胃がキリキリしそうな経験もあります。
それらを乗り越えられたのは、やはり仲間の存在が大きかったです。一緒に活動をしている「ちぇぶら」の仲間はもちろん、ボストンでご一緒したメンバーとも、2年間毎月オンラインで近況報告会をしていました。報告会で再会できたことも、本当に心があたたかくなる時間でした。ありがとうございました。
さぁ、ここからさらに進化していけるよう進んでいきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。