特定非営利活動法人ちぇぶらは、愛知県小牧市保健センターと小牧市内の医療機関と協働し、
前年度に引き続き「更年期ケアと乳がん検診で健康な女性を増やすプロジェクト」を行います。
更年期は9割の女性がさまざまな症状を感じますが、事前に正しい情報を知る機会がなく、対策としては「耐える」というものがトップ。辛いと感じる女性の4人に1人が日常生活に支障がでる更年期障害になっています。そのひずみは本人が感じるだけではなく、家庭や職場、地域社会に大きく影響しています。
更年期ケアと乳がん検診は呼びかける対象となる世代が同じです。
乳がんは早期に見つければ命を落としにくいがんの一つです。二年に一度の定期検診と月に一度の自己検診で、乳がんで命を落とすケースを減らすことができると言われていますが、小牧市の乳がん検診受診率は愛知県の中でも非常に低い現状があります。
そこで、主な対象が同じ世代である「更年期ケア」と「乳がん検診」を共に伝える取り組みを小牧市保健センター、小牧市乳がん個別検診実施医療機関の協力を得て、①女性の健康をテーマにした出前講座やイベントの企画、②更年期と乳がん検診の啓発リーフレットの協働制作、③HPを通して更年期ケアと乳がん検診の呼びかけを行い、女性の健康の維持・向上を目指します。
これらの事業は、令和元年度小牧市市民活動助成金を活用して行われます。
令和元年度小牧市市民活動助成金提案資料より抜粋
特定非営利活動法人ちぇぶら
「ちぇぶら」はChange of life の意味。更年期の正しい知識と対策ケアを伝える活動で、女性の心身の健康をサポートしています。